そもそも学生市民ランナーって
大学生で長距離をやっている人は聞かれたことがあるこのセリフ「箱根駅伝目指すの?」
目指しません!てか目指せません(笑)
そもそも箱根駅伝を目指す人は5000mが13~14分台です。自己ベストが15分台の自分はそもそも箱根駅伝を毎年走ってるような大学の部活にいれてもらえません(笑)
5000mを15分で走るのがどれだけ速いのかというのは速さを計算すればわかりますね。
速さ=距離÷時間なので
5km÷1/4時間=時速20km!!
時速20キロで5キロを走らなきゃいけないんです!もはや車ですね(笑)
日本のランニング人口1000万人の中の頂点がこの箱根駅伝を目指している人達ですね。
そんな部活に入らずまたサークルにも入らず自分のペースでのびのび走っている学生を学生市民ランナーと私は勝手に呼んでいます。
世界U20の3000mで金メダルをとった田中希実選手も部活やサークルに所属せず学生市民ランナーというスタイルをとっています。(田中選手の場合はND28アスリートクラブというクラブチームに入っていますが…)
大学生で長距離ランナーをしている人の多数はサークルに所属しています。ですが一部、部活にもサークルにも所属せず市民ランナーと同じように自由に練習して大会に出るといったランニング生活をしている人がいます。これが学生市民ランナーであり今のわたしは後者です。どちらも経験してわかったのはどちらにもメリット、デメリットがあるということです。
サークルに所属しているランナー
メリット
・一緒に練習できる仲間がいる。
質の高い練習をするためには誰かと一緒に練習することが必要不可欠!
・楽しい!
合宿やクラ対などみんなで取り組めるイベントがたくさんあり仲良くなれる。
デメリット
・お金がかかる
これが1番のデメリットだと思います。合宿などのイベントにはお金がたくさんかかります。またユニフォームなどを買ったりするとさらにお金がかかり私は1年間でおよそ30万円飛びました(笑)
学生市民ランナー
メリット
・時間に縛られない
好きな時間に走って練習が終わったらすぐ帰れます。
・自由
練習を決めるのは基本的に自分なので自分に足りない練習を好きなだけすることができます。
・お金がかからない
サークルの練習の場合は競技場で練習というのがほとんどですが練習場所を工夫すればお金はかからないです。
デメリット
・モチベーションがあがらない
私は去年これに苦しみました(笑)練習をしようと思ってもめんどくさがってやらない日が多々ありました。明確な目標がないと人間はだらけてしまうのでしっかりと目標は決めましょう!
・練習相手がいない
サークルに入っていればたいてい同じくらいの走力の人がいてその人と一緒に練習をすれば自然に走力は高まっていきます。この点では学生市民ランナーは不利です。
挙げればキリがないのですが主にこのようなメリット、デメリットがあり、どちらがいいとは言いきれませんが自分の生活に合わせて選んでいけばいいと思います。
サークルに入るのはハードルが高いけどランニングしてマラソン大会に出てみたいなって人に学生市民ランナーというスタイルはぴったりだと私は考えます。
多くの学生市民ランナーの方々と交流を持ちたいので興味がある方はコメントしていただけると幸いです。