目標設定

今回はとても当たり前な話。でもこの当たり前ができるかできないかで伸び率はすごい変わってきます。

 

仕事や勉強、日常生活、何事においても目標を決めることはモチベーション維持のために必要なことです。

 

ラソンや他の陸上競技はこのタイムで走る!や1番をとる!といった明確な目標をたてやすいです。

 

速い市民ランナーの方々はこの目標設定がとてもうまいといった共通点があるように思えます。

 

練習が出来ているのに全然伸びないというのはこの目標をたてずただがむしゃらに練習をしているだけというのが原因の可能性もあります。

 

これは私にも経験があります。わたしはトラックシーズン(3~9月ごろ)には現実的な目標を定めることができておらずモチベーションが上がっていませんでした。

 

当然こんなので結果を残せるはずもなく高校、サークル時代はトラックシーズンいい思い出は少ないです。

 

でも駅伝が好きだったのでロードシーズン(10~2月)にはこの駅伝のどの区間を走りたい!このぐらいのタイムで走りたい!といった具体的な目標がたてることができたのでモチベーションがあがりその目標を達成するために何が足りないのかを考え練習することができました。

 

その結果ロードシーズンの記録会などでタイムが上がってくることが多かったです。

 

話がそれましたがじゃあどうやって目標を立てたらモチベーションを高く保つことが出来るのかというと2つ目標を決めることです。

 

1つは1ヶ月ぐらいで達成可能な目標をたてます。短期目標というやつですね。

 

例えば5000mのタイムを1ヶ月後の記録会で10秒縮めるといったちょっと頑張れば手に届きそうな目標であったり走ることが習慣化してない人は毎日走るといった目標でもいいと思います。

 

ここで気をつけて欲しいのは怪我をしていてもこの目標を立て続けるということです。

 

怪我をしているときって走ることが出来なくて目標を見失いがちですが怪我をしてても達成できる目標をたてましょう。

 

例えば毎日体幹レーニングを30分以上やる。治療に専念して1ヶ月以内に怪我を絶対治すといった目標でもいいと思います。

 

もう一つは半年~1年ぐらいで達成可能な目標をたてます。こちらは長期目標というやつですね。

 

例えば5000mの記録を1分縮める、大きい大会の標準タイムを突破する、この大会で優勝するなどといった大きい目標ですね。

 

ここでも気をつけて欲しいことがあります。それは長期目標は乗り越えられる達成可能なものであり夢ではないということです。

 

どういうことかというと例えば5000mが18分台の選手がいたとします。この人が長期目標に「14分台を出したい」というものを掲げた場合あまりにも目標が高く、半年や一年では目標を達成するのはほぼ無理です。このようなムチャな目標は目標ではなく夢であるので達成可能なものを目標にしてください。

 

なぜここまで目標を達成することにこだわるのかというと目標を達成することは自分の中で成功体験としてとらえることができポジティブなイメージを植えつけることが出来るからです。

 

人間は不思議な生き物でネガティブな事を考えている状態では大抵のことは上手くいきません。

 

しかしポジティブなイメージを出来ているときは何でもできそうな気がしますよね。

 

このポジティブな状態をどれたけキープできるかが長期目標をクリアする上でとても重要です。

 

この2つの目標を達成するポイントは目標を人に宣言することです。友達に宣言する。SNSを使って宣言するなどなど人に言うことでやらなくちゃという気持ちになり逃げ道をなくして取り組むことができます。

 

ぜひ目標を決めてから練習に取り組んでみてください。